MeGUI/Basic DVD Ripping Guide/Video
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基本情報
このセクションは、3つのサブセクションに分かれています:
- AviSynthスクリプトファイルの作成
- ビットレートの計算
- 映像変換
[edit] AviSynthファイルの作成
- MeGUIを起動します。ツールメニューからavisynth script creatorを開始します。
- ビデオ入力としてd2vファイルを指定します。
- もし、"InputDAR"(入力ファイルのディスプレイ・アスペクト比)が、プレビューウィンドウのアスペクト比と異なる場合(プレビューウィンドウのアスペクト比がくずれている場合)、そのDVDはアナモルフィック(スクイーズ収録)です。"Clever anamorphic encoding"にチェックを入れれば、映像をアナモルフィックに保持できるし、チェックをはずせば、非アナモルフィック解像度にリサイズすることができます。アナモルフィックでエンコードすれば、映像は、再生時に正しいアスペクト比を維持するために延伸される
- A little info on the three anamorphic modes:
- "Resize to mod16"は、高さと長さが16で割り切れなかった場合、映像をリサイズします。
- "Overcrop to achieve mod16"は、上記と同様ですが、リサイズしないで、クロップします。
- "Encode non mod16"は、リサイズやクロップは行いませんが、解像度がMod16でなかった場合、映像の圧縮比率が低下します。この損失は、極めて高品質な変換を行わないかぎり、基本的には取るに足らないものです。
- 映像の境界線のまわりに、黒いバーがあるときは、それらをツールで取り除く必要があります。
- 映像をリサイズしたい時には、"suggest resolution"にチェックを入れてから、解像度を好きなように変更します。最高品質のファイルが欲しければ、リサイズしてはいけません。
- 次の二番目のタブに移動します。デインターレースの所では、ソースがアニメや漫画だったら"source is anime" ボックスにチェックを入れます。分析器で、最適なフィルターを決定するために、ひとつかふたつの方法を示します。デインターレースのオプションを選択します。
- リサイズフィルターを選択します。他に使うべきものがよくわからなければ、spline36を使用してください。
- ノイズ除去を有効にして、適切なレベルを選択してください。ノイズ除去は、ノイズを低減させます。(ちらつきを減らして)画像をより良くします。そして、(ちらつきの低減は、複雑さを低下させるので)よりよく圧縮できます。常に、少なくともminimalは必要です。Medium と High denoising は、控えめに使用すべきです。
- MPEG2デブロッキングを使用します。ソースに目立ったブロッキングが生じている場合のみ、使用してください。ごくわずかなDVDに対してのみ、必要になります。
- avsを保存します。(いったんこれを実行してしまえば、MeGUIの中に自動的に取り込まれます) そして、次のセクションに進んでください。
[edit] ビットレートの計算
- もし、AVSファイルが取り込まれていなければ、取り込んでください("AviSynth script"の隣の[...]ボタンをクリックします)。
- ツールメニューのbitrate calculatorを開きます。いったん開かれると、MeGUIは、時間とかフレームレートとかいった情報を自動的に記入します。
- 最終的な映像ファイルに適用する、形式と、コンテナを選択します。
- 最終的に希望するサイズ('総量')を選択してください。
- オーディオ1エリアの"select"ボタンをクリックして、オーディオファイルを選択してください。
- 必要なビデオのビットレートは、右下の隅に表示されます。この番号を書き留めて、applyをクリックします。
- ビットレート計算機についての、より多くの情報は、ここをクリックしてください 。
映像変換
- 既に、MeGUIのなかにAVSファイルが取り込まれていると思います。まだの場合は、(先頭の[...]ボタンをクリックして)取り込んでください。
- XviD、x264といったビデオフォーマットをエンコードするために、2つのオプションがあります。これらの2つのフォーマットの違いをおおきく論じることは、この文書のねらいからはずれてしまいます。次のように言えば十分でしょう:
- XviDは非常に人気の高いエンコード形式です。-それはもっぱらテレビの場面や映画のリッピングに使われます。これは長い間活用されていて、ファイルサイズに対してちょうどよい品質を提供しています。多くの点で、MP3と比較することができるでしょう。
- x264は、'新たなる'標準です。(HD-DVDとBlu-Ray といった)ふたつの新しいディスクフォーマットは、 x264でエンコードされたファイルをサポートします。それは、XviDの後継になるそうだ。まだ、高水準のサポートには達していませんが、サポートと使用感の良さは、常に向上しています。特に、1500kbitかそれ以下では、XviDよりもよい品質を提供します。
- XviDで変換:
- コーデックでXviDを選択します。そして、コンテナで、AVIを選択します。
- configボタンをクリックします。
- 最初のページについて
- モードを"automated 2pass "に設定します。"turbo"にチェックを入れます。
- ビットレート計算機から入手した数字でビットレートを設定します。
- キーフレームの間隔を(DGIndexより受け取った)フレームレートを10倍した値に設定します。
- VHQモードを4に設定します。
- [OK] をクリックします。
- x264で変換:
- コーデックにx264を選択します。コンテナにMP4を選択します。
- configボタンをクリックします。
- 最初のページについて
- プロファイルで、HQ-Slowもしくは、HQ-Slowerを選択します。個人的には、HQ-Slowerをお勧めします。変換を一度だけ実行します。品質は永遠です。
- モードを"automated 2pass "に設定します。"turbo"にチェックを入れます。
- ビットレート計算機から入手した数字でビットレートを設定します。
- [OK] をクリックします。
- [enqueue]ボタンをクリックします。「Queue」タブに移動して、[Start]ボタンをクリックしてジョブを開始します。
一度これを行ったら、映像と音声のエンコードが終わるまで、待たなければなりません。それから、最後のステップに移ります。それは、ファイルの多重化です。